田上山で伝説のトパーズを掘り当てようと無謀な挑戦を続けるロボ、ご覧の通りガケっぷちです。
ロープをつたってなんとか上へと目指している写真。同行した取材班もあわや転落寸前のトラブルを起こしていました。
道なき道を行くロボ。胸にはいつもの「量産タイプ」の貼り紙が。実際、彼は普通にネットで売っています。ロボの姿だけならいくらでも買えてしまいます。
でも、宝探しに出かけるロボは売られているでしょうか?
生まれ持ったカタチや環境に関係なく、きっとロボはロボなのでしょう。
ときどき、オンリーワンという言葉を蔑む人もいます。
ナンバーワンからの逃げだと。
ロボはロボですが、そう言われると確かに全くもって競争のテーブルにも乗りません。
ランキング外の、その他大勢のひとりだね、ロボ。
地味で、ボコボコでどうしようもないと言う人もいたっておかしくありません。
しかし、ぼくはロボに魂を持ってもらいたいと願う大人のひとりです。
リアルに笑って、泣いて、あわてふためいてほしい。
1番、2番、オンリーワンでさえも、それはぼくら人間のものさし。
ロボはロボなのだから、おかまいなしな姿をどうか明日もみせて。
それをていねいに撮影して知ったかぶりカイツブリにゅーすで放送したいです。